依存症および大人の発達障害を専門とする静岡市の心療内科・精神科

依存症・大人の発達障害専門
マリアの丘クリニック

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発達障害と依存症

発達障害と依存症

 

アルコールや薬物、ギャンブル、ゲーム、買い物、スマホ、性などへの依存は、ベースに発達障害があることが多いことが分かっています。

当院で調査したところ、薬物依存症の約半数、アルコール依存症およびギャンブル依存症の約3分の1に発達障害が認められました。

発達障害の中でもADHDの特性が目立つ人は脳の構造上の特徴として、脳内報酬系の活性が低い(ドーパミンが少ない)傾向があることが指摘されています。脳内報酬系は、専門的にはA10神経と呼ばれるドーパミンが関与する神経系です。

人は、脳内報酬系が刺激される(ドーパミンが増加する)ことで、やる気や快感が生じ、集中力を持続することが可能となります。したがって、脳内報酬系の活性が低い傾向があるADHDの人は、刺激が少ないと、やる気や快感を感じることがなかなか出来ず、また、不注意から様々なミスを繰り返すことになります。

そのため、ADHDの人は無意識のうちに、行動し続けること(すなわち多動)や、何かに依存することで脳内報酬系の活性を高めようとしていると思われます。その何かが人によってはアルコールや薬物、ギャンブル、ゲーム、買い物などであり、それらを続けるうちにやめようと思ってもやめられない依存症という状態に陥ってしまうと考えられます。

スマホ依存治療について

発達障害+依存症の場合の治療について

ADHDに依存症を合併しているケースでは、依存症の治療と並行してADHDの治療も行う必要があります。

しかし、ADHDの治療薬の一つであるメチルフェニデートは脳内報酬系を直接刺激するため、有効な反面、依存性があり、服用に際して十分な注意が必要です。

その点、院長は元々薬物依存症を専門としているため、ADHDの薬物療法に際しても細心の注意を払って、処方の調整を行いますのでどうぞご安心下さい。

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